エクストラレッスン プラクティショナー 養成コース概要

 

エクストラレッスンとは、1960年代、英国シュタイナー学校の教員であったオードリー・マッカーレンが、学習に困難を抱える子ども達を助けるために開発した取り組みで、ルドルフ・シュタイナーの人智学的な人間観に基づく洞察を基盤としています。

 

エクストラレッスンの礎となる側面については、とりわけ1909年―1911年のルドルフ・シュタイナーのベルリンでの講義録『人智学・心智学・霊智学/ルドルフ・シュタイナー著/高橋巌訳/筑摩書房』の中で述べられています。

 

本コースでは、学習や振る舞いに困難を抱えている子どもを11で支援する、エクストラレッスンのプラクティショナーとなるための学びを提供します。子どもの抱える困難さの根底にある原因について人智学的な視点からの洞察を学び、動きを中心としたエクササイズに取り組みます。

 

エクストラレッスンは、7歳以降の子どもを主な対象とした取り組みです。動きの発達の過程では、赤ちゃんのたどる発達段階の道筋があります。その道筋を、エクササイズを通して再びたどることで、発達の過程においてやり残していた課題に取り組む機会を得ます。そうすることで、発達段階における滞りの原因に働きかけるのが、エクストラレッスンの考え方です。

 

コースの序盤では、実際のレッスンで使用する、動きを中心としたエクササイズを、まずは自分で習得します。赤ちゃんが寝返りをうち、床を這い、立ち上がるまでの動きを、同じように床の上で練習します。

コースの中盤からは、習得したエクササイズを、子どもとのレッスン実習を通して実践します。第2七年期の子ども達との実習を通して、エクササイズへの理解を深めていきます。

 

コースの中では、学童期の子どもとのエクササイズを中心に学びますが、さらに、より年齢の幼い子どもとの取り組み、思春期以降のより年齢の高い子どもとの取り組みについても学びを深めていきます。

 

現在、アメリカ、ブラジル、フランス、オランダ、ハンガリー、オーストラリア、ニュージーランド、インド、フィリピン、韓国、日本など世界中でエクストラレッスンのプラクティショナーが活躍しています


 

 

詳細については日本エクストラレッスン協会のホームページをご覧ください協会のホームページはこちら